オーディオ用とテレビ用の違いは?

オーディオアンプは大きさによって音質も上がる?

オーディオアンプは大きさによって音質も上がる? オーディオアンプは、CDやレコードからの小さな信号を増幅してスピーカーを駆動する装置です。
その大きさには、出力の大きさと見かけの大きさがあります。まず、出力はW(ワット)という単位で表示されます。
ステレオですから、右信号を左信号で、50Wx2と言うように表示されます。この数字が大きいほど、スピーカーを駆動し制御する力が強いと言うことになります。
しかし、スピーカーを駆動する力が強いことは、大きな音を出せることには関係しても、必ずしも音質がよいと言うことを意味しません。
多いなホールで大型のスピーカーを駆動する場合には、大出力に意味があります。しかし、大きな音がだせることがよい音だとは必ずしも言えないのが、オーディオの奥が深いところです。
少し詳しく言うと、スピーカーには感度があります。感度のよいスピーカーなら大出力のアップは不要です。
実際に2A3という真空管を使った3Wx2のアンプで、ダイヤトーンの610Bやアルテックランシングの755Eパンケーキを使ったスピーカシステムを駆動して、ジャズを聴いたときの感動は、最新のオーディオシステムに後れを取るどころか、よりすぐれた音質で感動する判断する人も多いのです。
次に、見かけの大きさについては、安定して、音楽信号を増幅できるように、優れた電源を搭載しているアンプは音質もよいので、大型のトランスなどを使い見かけの大きさも大きく重くなります。

オーディオに適したスピーカーとテレビに適したスピーカーとの違いは?

オーディオの性能の良いパソコンデスクトップ型 オーディオに適したスピーカーとテレビに適したスピーカーとの違いは音の周波数の違いです。
オーディオのスピーカーの場合はテレビでも使えなくは無いですが、基本は音楽プレイヤーと直結して音楽を聴くためだけに使うことになります。
オーディオを使うときには音は強弱の周波数を高い比率で流すので、それを聞きやすい形に変換して流してくれます。
テレビの場合は逆に音楽を聞くために使うことが出来ますが、テレビと書かれているようにテレビと直結して使うものです。
テレビ番組で使うタイプのものは音楽というよりも人間の声やドアの開け閉めなどの生活音も取り入れることで臨場感を得ます。
人間の声やドアの開け閉めの際の音というのは高いものから低いものと幅広く分かれています。
そのため音楽用に使うものと違い、テレビ用というのは高い周波数と低い周波数を上手く変換させて聞き取りやすくしてくれます。
結論を言えばどちらも接続して使えばテレビだろうとオーディオだろうと音質をよくしてくれますが、音の週半数を拾う技術の違いからやはりそれに適したタイプで使うことを推奨します。