オーディオ用とテレビ用の違いは?

オーディオは電源ケーブルで音が変わる理由

オーディオは電源ケーブルで音が変わる理由 オーディオをはじめとする電気を使用する機器は、コンセントからの交流電源を受け取り、内蔵されているインバーターによって直流に変換され、各パーツに電力が供給されます。
そのプロセスの中で、高周波ノイズが混入すれば、オーディオで再生される音声にも影響を及ぼすことがあります。
電源ケーブルは、しっかりとシールド加工が施されており、外部からのノイズを受けることを防ぐのはもちろんのこと、純度の高い銅線を使用することで、中を通る電流が、可能な限りロスすること無くインバーターまで届くことも重要です。
それらを実現するためには、一定の太さと強度を持つ高品質な電源ケーブルが必要で、コスト面だけではなく、配線の取り回しにも一苦労しますが、ノイズ対策とのトレードオフとなります。
また、さらなる効果を求めて、ノイズをカットしてくれるノイズカットフィルターや、ノイズを吸収してくれるフェライトコアを採用した電源ケーブルも存在しています。

オーディオの電源ケーブルの選び方

オーディオの電源ケーブルの選び方 電源ケーブルは種類がたくさんあって、どんなものがいいのかちょっと悩みますが、音楽を聴くためのオーディオの世界で、いい電源ケーブルの選び方というのはS/N比(シグナル/ノイズ)比が良いものを選ぶということです。
オーディオ機器のローモデルでもハイエンドモデルでも100%の性能を引き出す為には、ノイズの無い、きれいな電気と安定した電圧を供給してやることが重要です。
よってハイエンドオーディオファンの方やプロのミュージシャンの方は、電源ケーブルに強いこだわりを持っていることが多いです。
電源ケーブルを選ぶ際は、ケーブルの長さも重要なファクターとなります。
長すぎるとノイズを拾ったりしますし、電気損失の点でも不利になります。
また太い電源ケーブルは安定した電気の供給という点では有利となりますが、あまりにも太いものは、曲がりにくくなりますから、コンセントに負担がかかり、最悪破損させてしまうこともあります。
オーディオ機器とタップやコンセントの距離は多少余裕を持たせて、できるだけジャストな長さの電源ケーブルを選ぶようにしましょう。
これは、スピーカーケーブルについても、大体当てはまることです。